こんにちは!EPCOATの株式会社ジェブ、太田猛也です。
私はこのところ、鬱陶しい日本の梅雨から逃れるかのように海外渡航を続けています。
今朝は久々に晴れ間の覗く横浜へ。朝礼で社員の顔を見られて、とても気持ちよい一日のスタートを切りました。
まだしばらく梅雨は続きますが「雲の上はいつも晴れ」の心意気で乗り切りましょうね!
さて、先日スイスのチューリッヒを訪れて、色々なことを考えさせられました。
とにかく物価が高い!のです。列車に乗る際に弁当と飲み物を調達しようとしたところ、その価格の高さに仰天しました。
スイスの物価が日本の何倍か、ちょっと考えてましょう。
1CHF(スイスフラン)=110.83664JPY(円)でした。
・ヌードル類 25CHF(スイスフラン)=2770円
・寿司弁当 44.5CHF=4931円
・日本酒 29CHF=3214円
実に日本の食事の7~8倍ですよね。
スイスを訪れて電車旅行をしようとなって、懐かしい日本の寿司と日本酒を車中で楽しむ事が出来る日本人がいったいどれだけいるでしょうか。
私は買いません(笑)。️
どんなに和食が恋しくなったって、寿司弁当と飲み物だけで8,000円は出せない。いや、出したくないです!
スイスの経済に興味を持って、現地の人の所得例をリサーチしてみました!
・マクドナルドの時給=3000円
・教員初年度年収=800万円
さしずめ日本の3倍というところでしょうか。
ちなみに、弊社本社所在地、横浜の最低賃金は、平成29年10月1日から、時間額956円
何ということでしょう。
先ほどの寿司弁当や外食が7~8倍でしたよね。
アメリカでもヨーロッパでも感じるのが日本の外食の安さです。
それもファストフードだけでなく、ファミレスやちょっとしたレストランだって海外に比べれば安いのです。
ここ数年、アフリカからタイからインドからアメリカ、ヨーロッパ、アイスランドなど世界各地を回っていますが、海外で世界一物価が高い国は、スイスでした。感覚的に、群を抜いて高かった!
参考までに「世界物価ランキング2017」を見てみましょう。
1位:スイス
2位:ノルウェイ
3位:ベネズエラ
4位:アイスランド
5位:デンマーク
6位:オーストラリア
7位:ニュージーランド
8位:シンガポール
9位:クウェート
10位:イギリス
もう一つ参考までに都市別の「世界物価・生活費ランキング2017」を見てみましょう。
1位:グランドケイマン(イギリス領ケイマン諸島)
2位:チューリッヒ(スイス)
3位:ニューヨーク(アメリカ)
4位:ジュネーブ(スイス)
5位:サンフランシスコ(アメリカ)
6位:ワシントンD.C(アメリカ)
7位:香港(中華人民共和国香港特別行政区)
8位:レイキャヴィーク(アイスランド)
9位:ローザンヌ(スイス)
10位:ホノルル(アメリカ)
どうでしょうか?2018年春になってスイスフランは対ユーロで3年ぶりに安値更新しましたが、それでもまだまだ強いですね。特に都市別にみて3都市がランクインしています。
日本は、ランキング21位。ここ数年で10ランクもdownしています。都市別に見ても東京は22位でした。
アジアの都市別でみても、香港、シンガポール、東京、ソウル、上海となります。
これどういうことかというと、つまり、円の価値がダダ下がりということ。
先ほどからスイスは物価が高いと申し上げていますが、物価が高いというよりも為替相場と捉えたほうが分かりやすいです。
日本の円が弱くなり、スイスフランは価値が高いのです。それが国の力の強さを示しています。
いつかホリエモンがテレビで言っていました。
20年くらい前からアジア諸国にマッサージを受けに行っているが、前まで1000円2000円で受けられたレたサービスが、今では6000円になったと。
これはアジアの物価が高くなったのと同時に、日本が、円が弱くなったと考えられるのです。
今回のスイスの旅、日本円と、日本の価値が下がっていることをまざまざと痛感した出来事でした。
さて、そして自分に何ができるのか?これから色々と考えなくてはなりません。
本日もご拝読いただき、ありがとうございました。