未常識=未来の常識

こんにちは。株式会社ジェブ、代表取締役の太田猛也です。

今回は「未常識」というテーマでお話させていただきます。

「未常識」という言葉について書かれた書物やブログ記事はとても多いので、ご存知の方も多いと思います。

いまだ常識になっていないコトやモノ。かつ、未来には常識になっているだろうコトやモノを表す言葉が「未常識」です。

たとえば、数年前までは限られた特別な人だけのものだった予防医学やアンチエイジングなども、当時は「未常識」で、今や徐々に常識となりつつありますよね。

私の半生を振り返ってみると、まだ「未常識」という言葉が取り沙汰される前から、ビジネスの構想を描く際は、常にそういう発想でスタートしていました。

10代の頃、様々な理由から自立を余儀なくされ、苦労を重ねたのち、住宅関連サービスの営業の世界に飛び込みました。(若い頃のお話はまた別の機会にご紹介します)

それがきっかけでフロアコーティング事業を立ち上げることになったのですが、今では一般に広く普及しつつあるフロアコーティングも、当時はまさに「未常識」だったのです。

フロアコーティングも、かつては「未常識」だった

今はマイホームを計画すると、住宅の営業マンからの紹介や、マンションの内覧会などで、あるいはポータルサイトや雑誌などのメディアを介して、フロアコーティングの存在を知るケースが多いでしょう。

ですが、今から20年前は、まだフロアコーティングは一般的なものでもなく、情報も非常に少なく、専門的に取り組んでいる業者もごくわずか。

本業の「片手間に」「ついでに」「品揃えのひとつとして」フロアコーティングを施工するという業者がほとんどだったのです。

当時まだハタチ前後だった私は、そのことに着目しました。

若いとはいえ、すでに複数の職種で様々な経験を重ねていた私は、日ごろから「先見性を鍛える」思考回路が習慣化していました。

更に、持ち前の動物的な勘にも助けられ、若くして、フロアコーティング専門の会社を立ち上げることとなりました。

それも、「人と環境にやさしい=エコロジカル」に徹底的にこだわって…。

当初の数年は走りながら歩みを止めず、とにかく時間と手間を惜しまず、どんどん研究や商品開発を続けました。

原料や製法、施工方法を研究し抜いて、常にスペックの改善を繰り返し、第三者機関によるバックデータの取得にも、いち努めて参りました。

今思うと、そのころの取り組みが、将来的に圧倒的なアドバンテージとなるのですが、その頃は情熱のまま、ただ無我夢中でした。

「嘘をつかないマーケティング」にこだわり、環境保護という一貫したポリシーのもと、真っすぐ進んできたら、やがて、他社と差別化を図るブランディングが確立されていた・・・そんな感じです。

技術者と、営業スタッフ、施工スタッフとお互いに切磋琢磨して、愚直に築き上げて来た商品や技術、経営理念。それらが我が社の強みとなっていることは、私の誇りです。

素晴らしいスタッフに恵まれて来たのはもちろん、折々にタイミングよく、信頼できる研究者や、のちに強いパートナーシップを築くことになる経営者の方々との接点が訪れたことも、振り返れば私の強運が引き寄せたことかもしれません。

また、フロアコーティングというものが、「未常識」から常識に変わりつつある、絶妙なタイミングで事業を本格化できたことも、私の運の良さかもしれません。

様々な巡り合せは偶然ではなく、すべて必然かもしれませんね。

今注目の「未常識」と言えば?

さて、話はガラリと変わります。

今どきの「未常識」の急先鋒と言えば、仮想通貨ではないでしょうか?クリプトコイン、デジタルカレンシーとも呼ばれますね。

数年前、取引所の一つが破綻した事件の影響で、悪いイメージを持っている方も多いかもしれません。

でも、bitcoinに用いられているブロックチェーンの技術は「インターネットを超える大発明」と言われるほど画期的なものですから、私も大いに注目しています。

まだ聞き馴染みのない方も多いかもしれませんが、Finance×IT(information technology)=Fin techが、金融の世界のみならず、経済や社会全体の仕組みを今後ますますドラスティックに変化させることは間違いないでしょう。

日本でも、テレビCM等を最近見かけるようになりました。それでも国内の保有者は、まだ10数パーセントらしいですね。

一方、世界を見渡すと、日本より遥かに早くから浸透し、幅広い業種でビットコイン決済が採用されています。

なんと土地や不動産までビットコインで買える国もあるらしいですよ。銀行強盗や、現金強奪もかなり減ったようです。

まさに「未来の常識」になりつつありますね。

日本国内でも最近、ビックカメラをはじめ、多くの企業がビットコインでの決済に対応し始めました。

そして我が社も2017年6月からビットコイン決済をスタートさせました。

もちろん、フロアコーティング業界では一番乗りです!住宅関連サービス全体でも一番乗りかもしれませんね。

導入の背景は「せっかくbitcoinが急騰したのに、使い道がなく持て余している」という声を聞いたのがきっかけです。確かにまだ日本では使い道や自由度が限られていますよね。

一方の、ガラスコーティング。

フロアコーティングの中でも最新技術のコーティングなので、施工なさったお客様には大変ご満足いただいているのですが、ハイスペックであり、高い施工技術も求められるため、コスト的には「ぜいたく品」とみなされがちなのです。

ガラスコーティングについては、まともに商品開発した液剤を、適正な濃度+品質+高い技術で施工している会社なら、そう安価で提供できるはずがないと、言いきることができます。

弊社でも、コストについては常々努力を重ねていますが、引越し前後の物入りのタイミングに検討するケースが多いため、フロアコーティングを泣く泣く諦めるというお客様もいらっしゃいます。

「どうせならガラスコーティングがいい。でも持ち合せの現金が足りない・・・」そういうお客様の中に、もしかしたらビットコインホルダーがいらっしゃるかも?

そんなマッチングを思いつきました。

そして、「思いついたら即行動」です。

次なる「未常識」は?

嬉しいことに、株式会社ジェブのビットコイン決済導入のリリースは、「YOMIURI ONLINE」「朝日新聞デジタル」「exiteニュース」「Sankei Biz」など30以上のwebメディアで取り上げていただきました。

徐々に常識になりつつあるフロアコーティングと、未常識=未来の常識の仮想通貨。ちょっと意外で、ワクワクする楽しい組み合わせではないでしょうか?

もしコインをお持ちでないとしても、お客様が弊社のサービスを通じて初めて仮想通貨を知り、それがFin Techに興味を持つきっかけになったら、嬉しいことです。

私たちジェブは「時代が変化しようとも常に新しい発想をもって“安心・安全で豊かな暮らし”を創造し社会に貢献いたします」という社是を掲げております。

世界経済やテクノロジーの進化に注目し、常に未来を考える企業として、人々の生活をより豊かにしたいと常日頃から考えております。

あなたも、ぜひ日常生活の中で「未常識」を意識したり、想像してみて下さい。

「ありそうでないもの」または「世界ではもう当たり前なのに、日本ではまだ見かけないサービス」。そんな中に将来のビジネスチャンスが埋もれているかもしれません。

起業したいと思う人はもちろん、サラリーマンだって、今所属している会社の「常識」を疑ってみたり、自分の身の回りに埋もれている「未常識」の種を発見できらいいですね。

なにかしら業務改善のためのアイディアを思いつくかも!

ごくありふれたものに少しだけ手を加えたり、切り口を変えて見ただけで画期的なコンテンツに大変身!・・・そういうケースもありますよね。

そんな身近な「未常識」を発見したら、その日をきっかけに毎日の仕事がとても新鮮に、楽しくなるかもしれません。素敵なことです!

私も、これからも日常の中の「未常識」を発見して行きたいと思っています。

 

本日もご拝読、ありがとうございました!