限界突破のススメ

こんにちは。株式会社ジェブ、代表取締役の太田猛也です。

今日は私の信条の一つであり、好きな言葉でもある「限界突破」についてお話させて下さい。

「限界突破」という言葉は、その響きや語感に勢いがあって、とても好きです。英語で言い換えると、break through(ブレイクスルー)になるのでしょうか。

私が限界突破をモットーにと思ったきっかけは、友人の登山家、栗城史多(くりきのぶかず)さんの存在です。栗城史多オフィシャルサイト

ご存知の方も多いと思いますが、「エベレスト単独・無酸素登山」にチャレンジし続け、重度の凍傷で指を9本も失いつつも夢を諦めない、そんなアスリートです。

私も、彼を強く応援する一人です。

何度でも何度でも挫折や失敗を乗り越えて立ち上がり、決して挑戦を諦めない姿に心打たれ、どれだけ勇気を与えられたでしょうか。

彼が掲げているのが「NO LIMIT」というモットー。まさに限界を突破して、その先の境地を示す言葉ですよね。

株式会社ジェブ 太田猛也 「限界突破」のススメ
応援する登山家、栗城史多さんのNO LIMITというポリシーに刺激を受けた

みなさんは一般常識やこれまでの経験や習慣などにより「ここまでが限界だ」「自分にはこれ以上は無理だ」という、目に見えない壁を築いてしまうことはないでしょうか。

そんな見えない壁に阻まれて「やってみたいんだけど、どうしても最初の一歩が踏み出せない」・・・そんなふうに考えた経験があるかと思います。

「目に見えない」壁。見えないのは当たり前で、実はそんなものは存在せず、すべて自分の頭と心の中に築いた幻なんですよね。これは「メンタルブロック」とも呼ばれますね。

小さな子供の頃は怖い物知らずなのですが、挫折や失敗の経験をしたり、チャレンジの難易度が上がってくると、徐々に壁を高く高く積み上げてしまいます。

今では「鋼のメンタル(笑)」と呼ばれる私ですが、若い頃には、そういう見えない壁を築いてしまっている時期がありました。

ですから、 可愛い社員たち、息子、世の中の若者たちには、できるだけ早くこの「見えない壁」から解き放たれてほしいと願っています。

壁のせいで、自分の世界を小さく狭くしてしまい、可能性を自ら封じてしまうのですから。

では、そのことをどうやって伝えたらよいのでしょう…。

フロアコーティングEPCOAT 株式会社ジェブ社長 太田猛也ブログ
太田猛也の限界突破体験その1、スカイダイビング

言葉では伝えにくいから、見せる、行動で示す

私はここ数年、「〇〇なんてできるはずがない」という先入観や潜在意識の壁を取り払うことを、自分の挑戦や日常の行動で示してきました。

可愛い部下達や、息子、すべての人生の後輩たちに、この見えない壁を取り払うことがどんなに大切なのかを、「分かりやすく」伝えるためです。

あるときはスポーツのライセンスであったり、あるときはプロ顔負けの高度な手品のスキルだったり、あるときはバンジージャンプだったり、あるときはインドでの修行だったり、挑戦は様々です。

言葉や文字で伝えても、なかなかピンと来ないものです。また、文章などは読む側の「解釈」というフィルターを通りますから、必ずしも100%伝わると限りません。

その点、例えばスポーツや、テストの点数などは結果が一目瞭然、分かりやすいですよね。

ですから私もここ数年は、そういう誰にでも平等に伝わる、分かりやすいアプローチで自らの限界を突破する行動を、繰り返し繰り返し実践して来ました。

フロアコーティングの株式会社ジェブ太田猛也ブログ
太田猛也の限界突破体験その2、インドで仏教修行

常識や固定概念にとらわれない

私は「きっと無理だ」「自分にできるハズがない」そう思い込んでいたことにチャレンジして達成するという、分かりやすい体験を重ねることで、いわゆる「メンタルブロック」が完全に外れた状態を手に入れることができました。

今は、壁は自分自身の心の中にあって、超えられない壁などないのだと、身をもって感じますし、どんな困難に直面しても「自分ならできる」と信じることができます。

仕事においても同様です。

たとえば「日本各地での商談を、こんな短期間でこなせるはずがない」以前だったら自分自身もそう考えて躊躇していたでしょう。

でも、今や、今日は北海道、明日は福岡、その夜には大阪…などというスケジュールをものともしません。

新幹線や飛行機などを駆使すれば、日本なんて狭いものです。交通とITの進化によって、世界だって昔より遥かに狭くなりました。

そのことは、人間が最も超えられないと諦めていたもの=「時間」=「命」にも挑戦し、克服できるということを示していますよね。

「常識的に」「ふつうは」そういう言葉には何の意味もないと実感しています。

フロアコーティング株式会社ジェブ 太田猛也社長ブログ
太田猛也の限界突破体験その3 登山

「ありえない」なんてありえない

言葉で伝わりにくいことは、行動で示したり、連れて行って見せるのが一番です。

きっと私の限界突破を見てきている部下たちも、家族も、私からのメッセージを肌感覚で受け止め、腑に落として、自らも行動してくれると思います。

そして、ぜひ偶然このブログをお読みになったみなさんにも、限界突破体験をおススメしたいです。

スポーツや語学、楽器、仕事の数字の達成でも、毎日の小さな習慣でもいい。

たった一つでよいので、これまでは「自分にはここまでしかできない」「続けられない」と思っていた心の壁を取り払い、限界を突破して下さい。

一つの小さな成功体験がきっかけとなり、どんどん次の目標に挑戦したくなるハズです。そしてそのことは連鎖していきます。

目標達成や限界突破を経験したその日から、固まっていた歯車はゆっくりと回り出し、加速していくでしょう。

これまで負のスパラルだったものが正のスパイラルを描き出すことでしょう。

「『あり得ない』なんてあり得ない」きっと、そんな思考回路に変わるハズです。まずは第一歩を踏み出してみましょう!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。